膀胱がんとは?
膀胱がんは、尿をためる臓器である膀胱に発生するがんです。
比較的高齢の方に多い病気ですが、早期発見によって治療できる可能性が高い一方、再発しやすい特徴もあります。
初期には症状が少ないこともあり、健康診断や血尿をきっかけに見つかるケースも少なくありません。
膀胱がんの主な症状
血尿
もっとも代表的な症状です。
痛みを伴わず、突然赤い尿が出ることがあります。
- 尿が赤い
- ピンク色・茶色っぽい
- 血の塊が混じる
などの場合は注意が必要です。
「一度だけだったから」と放置せず、泌尿器科での検査をおすすめします。
頻尿・尿意切迫感
膀胱への刺激によって、頻尿や急な尿意が起こることがあります。
排尿時痛
排尿時にしみるような痛みや違和感を伴う場合があります。
進行した場合の症状
進行すると、
- 腰痛
- 下腹部痛
- 体重減少
- むくみ
などがみられることがあります。
膀胱がんの原因・リスク要因
喫煙
もっとも大きなリスク因子とされています。
喫煙者は非喫煙者に比べて膀胱がんリスクが高くなることが知られています。
加齢
50歳以上で増加し、高齢者に多くみられます。
化学物質への曝露
特定の化学物質を扱う職業でリスクが高まることがあります。
慢性的な膀胱刺激
慢性膀胱炎や長期間の刺激が関係する場合があります。
膀胱がんになりやすい人
次のような方は注意が必要です。
- 喫煙歴がある
- 40〜50歳以上
- 血尿がある
- 尿潜血を繰り返し指摘される
- 頻尿や排尿時違和感が続く
特に「痛みのない血尿」は重要なサインです。
膀胱がんの検査
尿検査
血尿や尿細胞診を確認します。
超音波検査
膀胱内の腫瘍の有無を確認します。
CT検査
腫瘍の大きさや広がりを詳しく調べます。
膀胱鏡検査
細いカメラを尿道から入れ、膀胱内部を直接観察します。
膀胱がん診断で非常に重要な検査です。
膀胱がんの疑いがあるとき、すぐに大きな病院にかかった方がいい?
いきなり大きな病院を受診すると医療費が高額になるケースがあります。また、受付・検査に時間がかかることも。もともとかかりつけの病院がある方以外は、まずは当院やお近くのクリニックを受診されることをおすすめします。
急性期病院での治療(手術、抗癌剤治療など)が必要と医師が判断した場合には、速やかに提携病院をご紹介いたしますので安心してお越しください。
また、にしむら泌尿器科・内科クリニック札幌大通では他院で膀胱癌手術を受けた方の内視鏡も対応しております。あらかじめお電話で受診日をご予約のうえ、治療経過が記載された紹介状をお持ちください。
※電話予約されていない場合、当日の内視鏡対応が困難な場合もあります。ご了承ください。
膀胱がんは再発しやすい病気です
膀胱がんは治療後も再発することがあるため、定期的な検査・経過観察が重要です。
血尿がある場合は早めの受診をおすすめします
膀胱がんは、初期には「血尿だけ」というケースも少なくありません。
- 痛みのない血尿
- 健診で尿潜血を指摘された
- 頻尿や排尿違和感が続く
といった場合は、早めの検査をおすすめします。早期発見・早期治療が重要な病気です。