今回のコラムは「どうして女性は膀胱炎になりやすいの?」についてです。
膀胱炎の症状について
症状が軽い場合はいつの間にか落ち着いていることもあるため、「膀胱炎だった」と気づかないまま過ごしている方も少なくありません。実際に、女性の多くが一度は膀胱炎を経験するといわれています。
- 排尿時に痛みやしみる感じがある(排尿痛)
- 何度もトイレに行きたくなる(頻尿)
- 排尿後も尿が残っているように感じる(残尿感)
- 一度に出る尿の量が少ない
- 尿が白く濁る(混濁尿)
- 尿に血が混じる(血尿)
- 尿のにおいが普段より強い気がする
他にも、下腹部に違和感がある、トイレに間に合わない感じがするなど、膀胱炎の症状はかなり不快なものです。
女性が膀胱炎になりやすい理由
男性はあまり膀胱炎にならないのにどうして女性はなりやすいのか?その答えは尿道の長さにあります。女性の尿道の長さは平均3cmですが、男性はその6-7倍・平均20cmほどになります。尿道が短い分、女性は細菌が膀胱内へ侵入しやすいのです。
ですので、大事なのは予防になります。
膀胱炎を予防するには
- 水分摂取してこまめに排尿して細菌を体外へ洗い流す(トイレの我慢はNG!)
- 細菌繁殖の原因となりやすい、おりものシートや生理用ナプキンはこまめに交換する
- 通気性のよい下着を選ぶ など
膀胱炎はこじらすと腎盂腎炎(じんうじんえん:腎臓まで細菌が逆流して高熱が出る)を発症し、入院治療が必要になる場合があります。
たかが膀胱炎・されど膀胱炎、適切に予防していくことが大事です。
膀胱炎になりやすい季節!?
膀胱炎は一年を通して起こる病気ですが、夏と冬は特に注意が必要です。
夏は、汗をかくことで体内の水分が不足しやすくなります。尿量が減ると細菌が尿とともに排出されにくくなるため、膀胱内で細菌が増殖しやすくなることがあります。
冬は、寒さによってトイレを我慢しがちになったり、水分摂取量が減ったりする傾向があります。その結果、尿が膀胱内に長く留まり、細菌が繁殖しやすくなることがあります。
つまり、水分不足や排尿を我慢する習慣などが膀胱炎のリスクを高めるといえます。意識的な水分摂取、定期的にトイレに立つなどして膀胱炎を防ぐ生活を習慣づけていきましょう。